バイト探しはan:TOP>バイトのとびら>バイトで見つけた将来の道 予備校講師編

生徒といっしょに自分が成長できる仕事 バイトで見つけた将来の夢~予備校講師編~
 バイトをしていて「将来やりたいことが見つかった!」という人がいるんですよ。今回取材したのは、早稲田予備校で講師をしている田島圭祐さん。彼が予備校講師としての道を歩むことになった理由はなんだったのでしょうか?そんな彼が一生の仕事を見つけるまでの道のりを紹介します。
(編集部:メガネ 取材・文:KAWAKAMI 制作日:2008/6/16)


早稲田予備校 田島圭祐さん 予備校講師への道
18歳 様々なアルバイトをしつつ、芸人を目指す。
(転機)予備校で出会った先生を見て、講師になりたいと思うように
19歳 塾でのアルバイトをスタート。教えることのやりがいに気がつく
23歳  大学を卒業。塾の講師となり、小中学生に国語を教える
24歳 高校生へと指導の幅を広げ、徐々に担当する生徒の人数も増えていく
28歳 「早稲田予備校講師に就任 川越校 水戸校に出講」 現代文・古文の人気講師として、たくさんの生徒の支持を集める
もともとは大の勉強嫌い!高校時代の夢は芸人になること

 今でこそ予備校の先生をやっているけど、実は僕、学生時代は勉強がかなり嫌いだったんです。毎日、授業がとにかくつまんなくて。舞台に立ってたくさんの人を楽しませ、ワクワクさせるような芸人になることが、高校時代の僕の夢でした。このときしていたアルバイトはラーメン店、引越しの手伝い、工事現場の解体作業などなど。もともと人と接するのが好きなほうだったので、接客業が多かったと思いますね。だけど当時、特に将来に向けて明確なビジョンを持って働いていたわけではなかったです。バイトはあくまでお金を稼ぐためのもの。そう考えていました。


田島圭祐さん(29)
早稲田予備校 川越校・水戸校へ出講。現代文・古文担当の講師として活躍。

予備校の先生と出会い、新しい将来の道が見えた!
 勉強嫌いのツケが回ってきたのは高校3年のとき。日ごろの勉強不足がたたって大学受験に失敗! 芸人を目指す一方で、予備校へ通うことになりました。そこで、予備校で僕の将来を決定づける出会いがあったんです。ある30代ぐらいの先生の授業が、これまでに出会ったどんな先生の授業よりおもしろい! 壇上に 立って親しみの持てるトークを繰り広げ、つまらない勉強をワクワク楽しいものに変えてくれたんです。「壇上で生徒をワクワクさせ勉強を教える。これって、客を楽しませる芸人の仕事に通じるものがあるんじゃないか!?」そう感じましたね。「もしかして、人にものを教えるって、すごくおもしろいことなんじゃないか」と興味を持ちました。
講師を目指して塾でバイト。ところがなかかなうまくいかず…!?
 そんな先生の授業に感動した僕は、「将来、予備校の講師になる!」と一念発起。芸人が舞台で人をひきつけるように、壇上でたくさんの生徒をひきつける講師になろうと決意しました。高校時代は何も考えずバイトを選んでいたけれど、大学に入学して、決意が固まってからはバイトの選び方も変わりました。講師を目指すなら指導を経験できる仕事がいいと思い、大学に入ってから塾講師のバイトを始めました。当時、塾の先生と言うと、憧れの先生のイメージもあり、生徒の注目を一身に集めて「だまって俺についてこい!」とカリスマ的に活躍できるみたいな気でいたんですよ(笑)。ところが実際にやってみると、現実はそんなにうまくいかなかった…。
楽しめる授業を目指して奮闘。迎えた合格発表の日、号泣!

 みんな僕の授業に注目してくれると思っていたのに、よそ見する子もいるし、中には寝てしまう子も…。最初っからバリバリ活躍できると思っていたので正直ショックでした。自分はどんな風に教えていたのだろう。生徒たちのことを考えて教えていただろうか。いろいろ悩み考えて、自分自身も楽しく教えないと、生徒も楽しんで授業を受けることができないのではないかと気がついたんです。それがわかった僕は、僕がよく知っている芸人についての話題を披露してみるなど、楽しく学んでもらうための努力を重ねました。そして1年が過ぎ、生徒たちの合格発表の日。志望校に合格した子たちが、目に涙を浮かべながら「先生ありがとーっ!」って報告に来てくれたんです。もう一緒になってわんわん泣いちゃいました(笑)。くじけずに教えることのやりがいを一番感じた瞬間でした。
生徒と一緒に自分も成長。講師はやっぱり僕の天職
 その後大学を卒業し、予備校に就職。以来、講師として少しずつスキルを積み重ね、現在にいたっています。アルバイト時代に塾で学んだ、生徒たちに楽しく学んでもらうことの大切さは、現在の仕事にもしっかりと活かしています。毎朝5時に起きて手書きのプリントを作ったり、生徒にウケるようなトークを用意して授業にのぞんだりといった、おもしろく学んでもらうための努力を続けているんですよ。 この仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、やはり合格発表のとき。生徒がしっかりと結果を出したということは、自分自身もまた結果を出せたということ。生徒と一緒に僕自身も伸びていける、合格の喜びをわかち合える。そんな仕事なんだと思いますね。
講師を目指すならば、教えるバイトは財産になる。
 予備校の先生を見て憧れを持っただけではなく、実際に塾でアルバイトをしてみたことは、とてもいい経験になったと思います。実際の仕事を体験することで、表向きだけではわからない苦労も知ることができました。当時目指していた、芸人という夢と通じるところがある仕事であるということも再認識できたんですよ。予備校の講師を目指すにしても、家庭教師や塾講師を目指すにしても、アルバイトで「人にものを教える仕事」を経験しておくと、講師が自分に向いているかどうか確認できると思います。一度チャレンジしてみて、教えることの楽しさややりがいを感じてみるといいと思いますよ。

家庭教師・塾講師バイトを探す!

編集後記
 今回、お話を聞かせていただいた田島先生。撮影のため校内を移動中何人もの生徒たちから「先生!先生!」とよばれ人気ぶりが伺えました。塾講師や家庭教師は時給が高いところが多いので短時間に稼ぐならもってこい。しかも“教える”やりがい楽しさを体験できる数少ない職種なので、少しでも興味ある人はやってみてはいかがでしょう。
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