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田村さん(以下田):僕は一般のご家庭を1件1件たずねて、インターネットの接続サービスを案内する訪問営業をやっています。始めたばかりのころは、なかなか話を聞いてもらえなくて苦労しましたよ。インターホンを鳴らして説明をしても、ドアさえ開けてもらえず断られてしまうんです。何十件と訪問して、初めてドアを開けてもらえたときは、うれしかったですね。
藤田さん(以下藤):わかるな〜。保険営業の僕は、訪問じゃなく電話でアポイントを取るけど、ほとんどの人は話を聞かずに電話を切ってしまうんですよね。だけどあきらめずに何十件とかければ、必ず誰かがアポイントに応じてくれる。応じてくれると、ここからスタートだ!ってやる気がみなぎってくるよね。 |
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室さん(以下室):僕は新規開拓と違いルート営業なので、決められた量販店に企画営業をしに行きます。だから話を聞いてもらえないってことはないけど、量販店の方と信頼関係を結ばないと、なかなか契約してもらえないんですよ。お店の人が僕の名前を覚えて、企画もしっかり聞いてもらえたときはうれしかったな。
山崎さん(以下山):僕も不動産賃貸の営業だから、こっちからアポイントを取ることはないですね。お客様のほうから「部屋を借りたいんですけど」といらっしゃいますからね。でも、僕の場合は「実際の物件見せてもらおうかな」とお客様にはじめて言われたときかな。間取り図を見るだけで終わらず、内覧という次のステップにいけたことがうれしかったな。
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室:過去に契約をした中で一番思い出に残っているのは、戦隊ヒーローのイベントを提案したときかな。僕が営業先の家電量販店で「人目をひく戦隊もののイベントを店頭でやって、ノートパソコンの魅力をお客様にアピールしましょう」と言ったら、「ぜひやろう」とOKしてくれたんです。
田:室さんが実際にヒーロー役をやったんですか?
室:やりましたよ〜。全身タイツのコスチュームを着て(笑)。お店のスタッフとも協力してイベントを開催しました。するとお客様の間で評判になって、パソコンの売上げも伸びたんです。
藤:それはスゴイ! 僕は、最初乗り気じゃなかったお客様が「あんたが勧めるなら保険に入ろう!」と言ってくれたときが一番思い出に残ってるかな。「自分を認めてくれたんだ」って思えて、大きなやりがいを感じましたね。お客様によっては、直接訪問しなくても、アポイント電話の段階で契約を決めてくれることもあるんですよ。 |
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田:その場で契約を決めてくれるってことは、お客様が自分のことを好きになってくれた証ですよね。僕も訪問営業なので、その場でお客様に契約をしてもらうケースが多いんです。最初は話も聞いてくれなかったお客様が、僕の説明で納得して契約してくれると、ホントうれしくなります!
山:僕はアポイントの苦労が少ない分、契約にいたるまでの心理戦に楽しさを感じるな。例えば、女性のお客様が「部屋を借りたい」と相談にきたら、「セキュリティがしっかりしてる物件がいいですよね」「駅から近くて、コンビニもあったほうがいいですよね」と、こちらから先にお客様の不安を解消するような提案をするんです。お客様の思いを先に言葉にして行動に移す。そうすると、お客様は「あなたが勧めるなら」と契約してくれる。お客様がどのようにお考えになっているかを読んで、契約という結果がでるときの達成感はハンパないですね。
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田:営業やってると、お客様の感謝の声を聞く機会は多いですよね。「この前世話になったから、飲みに行こうか」って誘われることが結構あります。
山:あるある。僕も物件を紹介して、すごくよろこばれたことがあって。「友達が部屋を借りるとき、あなたに相談します」って言ってもらえてうれしかった。合コンに誘われたこともあるんですよ(笑)。
田:僕なんかこの前、「いっしょに旅行でもどう?」って言われちゃいましたよ。お礼の品は受け取れないのでお断りしましたが、仕事以外でも人間関係を保っていきたいって思ってもらえるのはありがたいし、しあわせなことですよね。
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藤:僕の扱っている商品は保険なので、すぐにお客様から感謝の気持ちを示されることは少ないかな。だけど、以前契約してくれたお客様が病気で入院されたとき、『あなたの薦めてくれた保険に入っていてよかった。ありがとう』と言ってくださったときは、胸が熱くなりました。
室:僕も量販店の方に「この前のイベント、好評だったよ」「またやろうよ!」と声をかけてもらえるとうれしくなる。単なる営業マンじゃなく、ともに働く仲間のように思ってもらえると、大きなよろこびを感じますね。
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