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土日休み、10-15時、週2-3日勤務…etc.
ママのお仕事探し★その条件、本当に譲れませんか?

 パートはしたいけど、なかなか希望の条件にあった仕事が見つからなくて… という悩み、家事や子育てとの両立を目指す主婦の方にとっては大きな壁ですよね。同じような条件を希望している方が多いため競争率が高いうえに、そもそも採用側のニーズと一致していないことが多く、お仕事の数自体も少ないのが現実です。そこで今回は専門家の方に「お仕事探し条件の譲歩POINT」を教えてもらいました! ぜひお仕事探しの参考にしてみてくださいね。

【取材・文:馬渕智子 監修:伊東文子 編集部:もっつん 制作日:2010/10/18】

今回お話を聞いたのは

伊東 文子さん

特定社会保険労務士・キャリアコンサルタント・心理相談員。母子家庭支援の仕事をはじめ、キャリアアドバイザーとして幅広く活躍中。

自分都合の条件は、企業にとってはマイナス要因です。

 今、自分の条件だけを優先して仕事を探すのは難しいですね。企業側は働き手を捜しているのですから、企業から見て都合のいい人材を求めます。そのためには、妥協できる条件は譲歩することも必要。子育て、家事、趣味、職種…、あなたが譲れそうな条件はどれですか? まずは条件の優先順位を決めるといいですよ。そうして選択肢を広げたうえで、自分にできる仕事を探してみてはいかがでしょうか。

専門家が教える! ママのお仕事探し“譲歩POINT”
ママの条件: 子どもが学校に行っている10~15時で働きたい!
譲歩POINTはココ!
子どもが寝ている早朝・深夜に、短時間で働くのはムリ?
学童クラブや習い事などを利用!15時以降も働くのはムリ?
採用者の視点でみると…

 子供のいる方が仕事を探すとき、みなさん口を揃えていうのがこの「10時~15時くらいで働きたい」という条件です。言うなれば、その時間帯は人材が足りているということです。逆に人手が不足しているのが深夜や早朝の時間帯。早朝から通学前まで勤務するとか、学校の学童クラブや習い事に通っているなら、その日を利用して「○曜日なら17時まで働けます」など、時間をやりくりしてみるのもいいですね。


訪問ヘルパーなど、比較的短時間の仕事。保育補助員や調理補助員など学校関係の仕事なら、子供の休みにあわせられます。


ママの条件: 家族で出かけたいので、土日がお休みのところで働きたい!
譲歩POINTはココ!
ご主人に協力を!土日のどちらか1日だけ出勤はムリ?
月に1回程度でも休日出勤はムリ?
採用者の視点でみると…

 フード系やサービス系の仕事は主婦に人気の職種ですが、土日に最も人手がほしい職種のため、休日出勤のところが多いハズ。でも「土日は絶対ダメ!」と門を閉ざしてしまうのではなく、もう少し柔軟に考えては? たとえば、ご主人が休みなら協力を依頼してみましょう。そのうえで「月に何回かなら大丈夫です」「土曜日なら出勤できます」など…。少しの譲歩で企業側の好感度もUPします。ちなみに「家族に協力してもらうことで、ご主人や子供たちとの絆が深まった」という先輩ママの声を多く聞きますよ。


病院関係の看護補助や、オフィス街の飲食店など土日がお休みの求人をマメにチェックするといいですね。


ママの条件: 家事や自分の時間もほしいから、週2~3日働きたい!
譲歩POINTはココ!
短時間、週に4~5日働くのはムリ?
短期間だけ働くのもムリ?
採用者の視点でみると…

 企業側が採用時に重要視するのが「やる気」「意欲」です。週に2~3日の勤務では「ホントに働く気があるのかな…」と、意欲を感じられないのが採用者のホンネです。また、同じ職場で働いている同僚とのコミュニケーションもとりづらいので、厳しい条件ですね。たとえば、フード系でランチの時間帯だけ週5日働くとか、短時間の単純作業系の仕事を週4日こなすなど、もう一歩の譲歩が必要でしょう。ちょっと視点を変えて、短期間バイトなど、ある一定期間だけ割り切って働くという方法もありますね。


たとえばポスティング、登録制の家事・育児サポートなど、自分のペースでできる仕事も!


ママの条件: ただでさえ不安なのに!経験を生かした職種で働きたい!
譲歩POINTはココ!
導入研修が充実していても、ムリ?
まわりも未経験スタートだけど、ムリ?
採用者の視点でみると…

 未経験の分野に挑戦するのは、誰でも多少は不安なもの。でも、最初からダメと否定するのではもったいないですよ。導入研修が整っている職種や、未経験の仲間が大勢いる職場などもあります。チャレンジしたことで、自分の可能性が広がった方はたくさんいますよ。それでも不安な方は、たとえば営業事務の経験を営業職に生かしたり、接客の経験を販売に生かすなど、遠からずの職種へチャレンジしてみてはどうでしょう。意外な楽しさや発見があるかもしれませんよ。


パソコンなど、スキルを磨いておきましょう。資格がある方なら、日頃からブラッシュアップを忘れずに。


ママの条件: 家事と両立したいから、残業はできないのですが…
譲歩POINTはココ!
できる範囲で引き受けるのも、ムリ?
効率UPで対応するのも、ムリ?
採用者の視点でみると…

 家庭の都合で「残業ができない」のは仕方ありませんが、企業側からみるとやはりマイナス要因に。また、残業はしないという条件で入社しても、忙しいときに頼まれると断りづらかったり、残業をしないことで肩身の狭い思いをすることも…。残業がどうしてもできないなら「残業はできないので、仕事をより効率よくやれるよう心がけます」といった周囲への気づかいを示すのも大切。無理して引き受けるのはNGですが、「可能な範囲で引き受けます」と、ちょっとした譲歩ができればいいですね。


お店のオープン前の品だしなど、残業なしの仕事をこまめにチェック。また、自宅近くの職場なら、通勤時間のロスを残業時間にあてるなどの工夫も。


まとめ

 企業にとって、主婦は期待大の戦力です。自分の条件にあった仕事がなくて…と悩んでいる主婦の声をよく聞きますが、実は企業側も採用したいから求人を出しているのです。
 もし、なかなか仕事が決まらないときは、採用する側の視点に立って少し歩み寄ると、採用の間口はぐ~んと広がりますよ。入ってみたら、思ったほど大変ではなかった! ということも良くあります。どこまでなら譲歩できるのか考えたうえで、チャレンジするつもりで仕事探しに臨むといいですね。


※2010年10月18日現在の情報です。
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編集後記
 伊東先生は普段のカウンセリングのときには、「●●という条件と××という条件、どちらか一方しか選べないならどちらを選びますか?」とひとつひとつたずねて優先順位を見つけ、譲歩できる条件はないか相談者の方と一緒に探していくそうです。自分で自分をカウンセリングするつもりで、ぜひ「譲歩POINT」を見直してみてくださいね。
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